現在、新型コロナウイルスによる感染症が国内で広がりつつあります。
整骨・整体、はり治療を行うに当たっては、術者とクライアント間の接触がどうしても発生してしまいます。
その業種の特性上、当院では従来からも衛生に配慮した各種対策を講じてはおりますが、今回の感染症流行に伴い、さらに追加の衛生対策を当面講じることとしました。
ここではその内容についてお知らせします。
新型コロナウイルスに対する対策
通常の衛生対策に加え、2月25日から、新型コロナウイルスに対する以下の対策を実施しています。
消毒液の追加
当院では消毒液として従来から「イソプロピルアルコール(50%)」「ベンザルコニウム塩化物液」を適宜使用しています。
今回、新たに「エタノール(80%)」を追加して、各所への消毒・噴霧を開始しています。
(一般的なコロナウイルスの消毒には濃度70%以上のアルコールが有効であるとされています。エタノールはアルコールの一種です。)
また、トイレの消毒用に「次亜塩素酸ナトリウム溶液」を追加しています。
消毒エリアの拡大
各クライアント様の施術後、下記エリアについてエタノールの噴霧を励行します。
・持ち物、上着を入れるカゴ・棚
・カーテンの開口部周辺
・クライアント様の通路および待合・玄関
・出入口のドアノブ
・トイレの使用があった場合は便器、空間内、取手部分
施術スペースの換気励行
各人の施術後、スペースに隣接する窓を開け、室内の換気を励行します。
クライアント様の健康状態の確認
当面の措置として
・発熱、咳などの風邪症状が見られる方につきましては、施術をお断りする場合があります。
また、当日でもキャンセル料は発生しません。
ご予約後、当日に体調不良の場合は、無理をせずキャンセルをお申し出ください。
スタッフの健康状態の確認
・健康状態によっては臨時で休業する場合もありえます。この場合、ご予約されている方に対しては、携帯・メール・LINEなどでお知らせするように努めて参ります。
通常時の当院の衛生対策
ここからは、当院が従来から行っている衛生対策についてお知らせします。
こちらは従来同様、今後も行っていく対策となります。
ガーゼ・マスク・グローブの使用
術者とクライアント間の皮膚面どうしの接触を少なくするため、施術にあたってはガーゼタオルを常用しています。
仰向けで頭部、顔面部を施術する際には、術者の呼気がかからぬようにマスクを着用しています。
顔面部の施術にあたっては、皮膚面どうしの接触を少なくするため、可能な限りタオル・手ぬぐいを当てる、またはプラスティックグローブを着用しています。
タオル類の交換
上で述べたガーゼタオルのほか、
ベッドに敷いてある大判タオル、顔面部のタオル、枕のタオル、手置き台のタオル、上掛け用のタオルなどについては、当たり前のことですが、すべて
施術1回毎に交換し、洗濯しています。
顔面部クッションの消毒
先にも述べましたが、うつ伏せ時に顔を入れる部分のクッションは、前の施術が終了した後、毎回清拭しています
使い捨てフェイスタオルの使用
うつ伏せ時顔が当たる部分については、クッションの上にタオルを敷いています。
その上に、顔への跡付き防止の為、不織布のフェイスタオルを置いています。
フェイスタオルは使い捨てであり、毎回交換しています。
※その他にも、当然のことながら、施術前後には手洗い・消毒を実施しています。はり治療にあたっては使い捨てはりを使用するとともに、シャーレは毎回消毒・殺菌を実施、廃棄物は医療用廃棄物として処理しています。
さいごに
最初にも書いたように、整骨・整体、はり治療を行うに当たっては、業種の特性上、術者とクライアント間の接触は避けられません。。
今回の新型ウイルスは感染力が強力とのこともあり、100%完璧な感染対策は個人では難しい面もあります。
しかしながら、皆様に少しでも安心してご利用いただけるよう、今後とも可能な限りできうる具体的な対策に取り組んでまいりますので、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
(この件につきまして、ご意見・ご要望等がある場合は、受付・問診時にお申し付けください。)